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hiromaru70511

Author:hiromaru70511
川島会計事務所 名古屋市千種区で会計事務所を営んでいます税理士の川島弘久です。
当事務所は、会計業務・申告業務はもちろん、経営全般・経営計画を重視する事務所です。経営者とともに売上・事業を伸ばしていくことが最大の目標です。

ブログタイトルの「男川島」は尊敬する先輩が、私が何かをするたびに「さすが!男川島」と呼んでいたことから拝借しました。

川島会計事務所HP http://www.kawashima-ao.com/


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DATE: CATEGORY:相続
数年前のお話です。
前職のA先輩から突然、相続のことで相談したいとの電話がありました。
A先輩は20数年前からの知り合いですが、家族構成など詳細なことは何も知りませんでした。

A先輩「父親が半年前に亡くなって、財産は自宅しかないから、全部母親が引き継ぐ予定なんだけど、母親は実は後妻で俺と血が繋がってないんだよね。父親と母親の間には子ども(A先輩の妹)がいるんだけど、今度母親が亡くなった時には自宅はどうなるのかな?相続税は誰が払うのかな?」
私「母親とA先輩は養子縁組しているの?」
A先輩「していないよ」
私「A先輩と母親が養子縁組していない限り自宅は妹が相続することになりますよ。これは一般論としてだからこれ以上は弁護士さんに相談してね。紹介しますよ。仮に相続税が発生するのなら、相続人の妹が支払うことになりますね」

そうなんです。実はこのような例は非常に多いのです。
A先輩以外にも同じような質問は多く受けます。現在のように離婚が一般的になってくると、外見的に親子関係でも、養子縁組をしていないと法律上一切の相続権を有していないことになります。

つまり血は繋がっていないけれど実の親子のように仲が良かったとか、同居して面倒見てきたとかの事情とは関係なく、養子縁組の手続きがされていなければ、法律上の親子関係は与えられず、相続権も生じないのです。

ちなみにA先輩は、母親とは仲良く親子関係を築いていたことから、養子縁組をして事なきを得たようです。


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DATE: CATEGORY:相続
 巷で「遺言書キット」「エンディングノート」なるものが隠れたヒット商品になっているのをご存知でしょうか。本屋さんの店頭によく平積みされています。
「手軽に」「法的に有効な」自筆証書遺言の作成をお手伝いするものとして、「遺言書虎の巻」「遺言書用紙」「下書き用紙」「保管用台紙」「封印用封筒」等から成っています。遺言書としての利用だけでなく、日常生活での備忘禄としても使えるようになっており、情報を整理できる項目は銀行口座から親戚の連絡先、WEBのID・パスワード、相続の情報まで広範囲に及びます。

購入者は、高齢者だけかと思いきや、幅広い年齢層の方が購入されているようです。若い方は親へのプレゼントとして購入しているようです。
私も仕事柄、遺言書がないために、相続が争続になった例を数多く見てきました。それだけにこのような流行りはちょっとうれしいものがあります。キットを利用した方が少しでもスムーズな相続を迎えられることを期待したいですね。

しかしまだまだ遺言書を作成することに抵抗を感じる方が多いのが現実です。その理由は様々です。
•まだ若いのだから、遺言書を書くなんてずっと先のことだよ…
•財産なんてわずかだから、自分には必要ないよ…
•家族は仲が良いし、相続争いなんて考えられないから関係ないよ。
•財産が欲しいから遺言しろと言っているみたい。死ぬのを待っているのか?
こんな理由からでしょうか。
私が直面した相続案件でも、相続発生前までは同じようなことを言って見えた方が、相続トラブルに巻き込まれる様を何度か見ました。

平成21年の家庭裁判所のデータによると、
 話し合いによる遺産分割ができずに、家庭裁判所へ申し立てられた遺産分割調停の件数は、ここ数年増加傾向にあり、20年間で2倍になっているそうです。
 そのうち、遺産額が5千万円以下の家庭が7割、遺産額1億円以下の家庭になると9割近くを占め、財産が少ないほどもめることが多くなっています。
つまりは相続財産が多いからもめるのではなく、少ないものを奪い合うのが争続と言えるのでしょうか。

このような醜い争いを防ぐためにも、「遺言書キット」「エンディングノート」をぜひとも活用したいですね。

               

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